高知県高知市出身 若金子（15歳）8月26日朝稽古の様子です。親方の指導に真っ直ぐ体を向けます。何が何でも強くなりたいという鬼気迫る形相は、15歳とは思えないものでした。「厳しくても西岩部屋で頑張りたいです」入門前に、若金子が大きな声でそう宣言し…

あっという間の8月でした。投稿が滞っておりましたので、時系列に沿ってお伝えしてまいります。8月23日 日曜日休養日でも稽古場から明かりが漏れています。そこにはいつも若大根原（17歳）と若金子（15歳）がいます。入門から半年が経ちました。先日親方が、…

8月17日 夜のちゃんこが出来上がりました。この日の班長若松永（17歳）と班員若金子（15歳）が、メニューの中からの一品、『ゴーヤと茄子と長芋の煎り酒炒め』を味見用のお皿に取り、持って上がってきてくれました。メニューは全て親方が考え、前日に作り方…

太陽が照りつけ大地を焦がすような昼下がり。影を見つけては、道路を渡りつつ、部屋から徒歩5分。この日は、住民票などの身分証明書などを揃え5名の力士と銀行窓口へ。ところがここで問題が発生しました。銀行の事情により、ご相談したかった窓口の手続きは…

浴衣のたもとがほつれてしまった新弟子の若大根原と若田中。お裁縫に励みました。親方に訊きますと、入門し最初の頃は着慣れない浴衣の加減が掴めず、たもとが裂けてしまうことがよくあるようです。裂けてしまった箇所があるお相撲さんたちは、汗がついた浴…

立秋とはいえ厳しい残暑が続いております。昨夜西岩部屋では、水分補給の大切さについて、皆んなで考えました。三階の和室の座卓に、紙とお皿を並べます。角砂糖も用意しました。この日のちゃんこ番班長の若松永が、その角砂糖を親方が言った数だけお皿に乗…

残暑お見舞い申し上げます。早朝、まだ太陽が高く上がらないうちに、皆揃えの浴衣に着替え、身なりを整え、部屋から程近いお寺まで、先々代 初代横綱若乃花関のお墓参りに行ってまいりました。西岩部屋は、入門して最初の四股名には、皆、名字に「若」の一文…

広島、長崎への原爆投下から75年。親方も私も戦争の恐ろしさを知りませんが、子どもの頃、祖母から戦争で亡くなった祖父の話を聞いたり、『はだしのゲン』や『火垂るの墓』で戦争を知りました。8月9日は長崎に原爆が投下された日です。平和を祈りつつ、お相…

8月8日若松永が、「朝顔が咲きました」と教えてくれて朝がはじまりました。現役若の里の頃から長年応援してくださっている方から、先月の親方のお誕生日にいただきました朝顔を、この夏、西岩部屋で育てています。なかなかうまく咲きませんでしたが、クーラ…

8月2日千秋楽の夕刻大部屋ではお相撲さんたち皆が大きなテーブルを出したりお皿を用意したりと準備を進めてくれています。暗くなりかけました頃、審判のお仕事を終え、神送りの儀を見届け、親方が帰ってまいりました。身内だけのささやかな会が始まりました…

無事に千秋楽を迎えられました事に安堵しております。自粛期間中、どう過ごせばよいのか、皆んな大変なのだから誰にも相談する気持ちにもなれず。各部屋どのようにして守り立てているのだろう、何かお力をお借りしたいなと思いながら、何度も何度も読んだ一…

カランコロン、カランコロン、、、カランコロン、カランコロン、、、梅雨明け、碧羅の天千秋楽の7番相撲を終え、蔵前駅から、新弟子若大根原、若田中、若箭原が下駄の音を弾ませ帰ってまいりました。お疲れ様でございました。3月入門の彼らは、この7月場所で…

7月31日夕方の掃除が始まりました。何十分経っても「掃除が終わりました」の報告がありません。1時間が経過。あれ？報告を忘れているのかな？と心配になるほどでした。ようやくこの日の班長、若藤岡が「掃除が終わりました」と報告に上がってまいりました。…

力士たち皆んなが嫌な顔ひとつせずとても頑張ってくれています。親方も私もそろそろ疲れてまいりましたが、まだまだ弱音は吐けないなと奮い立たされます。場所後は美味しい出前をとる！このことを励みに頑張ります。場所中、八女の里と若松永が自宅階に上が…

東京の夏の風物詩、台東区 浅草寺の「ほおずき市」。新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、今年は中止となりました。現存する日本最古の植物市として、250年の歴史を持つ浅草寺のほおずき市。毎年観音様の縁日である「四万六千日」に開かれます。この日…

【お知らせ】本日7月26日、11時半ごろ、西岩部屋のエントランス（東京都台東区寿4丁目4-4-9）にて、ミドリガメを保護いたしました。今日は梅雨の晴れ間で気温の高い一日。ぐったりと暑そうにしている亀を見て、「うらしまたろう」のお話が好きな3歳の娘が「…

大相撲7月場所6日目の夜、ふと稽古場を覗きますと、そこには新弟子4名、若大根原、若金子、若田中、若箭原の姿がありました。兄弟子はもう上がって、今は自分たちだけですと若大根原が教えてくれました。若金子たっぷり汗をかいています。今日は力強い一番で…

大相撲7月場所が始まりました。やっと開催されました大切な場所です。何が何でも千秋楽まで自分の相撲に集中し、我慢や努力から得た新しい自分を土俵上で精一杯表現して欲しいと願っています。7月場所3日目の夜、「全部負けたっていいんだ。まだ相撲を知らな…

7月10日親方の誕生日です。15歳で入門してから、これまで誕生日は毎年名古屋場所中に迎えていましたが、今年は初めて東京で過ごします。そういう訳で、数日前、若龍星と相談し、今年の親方の誕生日は、特別なものにしようということになりました。夕方、ちゃ…

7月8日夜中まで、親方とこれからについて話し合いました。いつものように、21時までには娘を寝かしつけ、21時半には力士たちの消灯の報告を受けます。そこから、ダイニングテーブルで親方と向かい合わせに座り、領収書の整理をしたりお礼状を書いたり。今日…

7月場所が無事に開催されますことを祈って、稽古に精進するのみです。お疲れ様でございました。

各地の災害、新型コロナウイルスの新規感染者数の増加、直面されている方々のことを想いますと胸が痛みます。力士たち、また離れて暮らす親御様も、これからどうなるんだろうと、大丈夫だろうかと心配が募る日々と存じます。少し八女の里と話しましたが、地…

本日7月7日は七夕です。どうかこの大雨が早く止みますように。先週の土曜日、皆んなで短冊に願いを込め、七夕飾りをしました。西岩部屋のお相撲さんたちは、良くも悪くも、親方の前ですと、"真面目なことを書かなければいけない"と緊張してしまいます。その…

15歳でもう社会人の練習が始まるのが相撲界です。西岩部屋ではこの春4名、中学校を卒業して、新弟子として歩みだしました。夕方、ちゃんこができるまでの間、後援会関係のお仕事をお手伝いしていただきました。手前から、若大根原、若田中、若金子。若箭原は…

6月29日梅雨の晴れ間でした。窓から差す朝日が力士たちの体をキラキラと照らします。外は暑いはずですが、鉄扉と窓を開けていますと、東から、あいの風の如く爽やかなそよ風が入り、心地よく感じます。普段、とても謙虚で控えめな印象の若大根原。稽古場では…

夕方の掃除時間、はしゃぎ声が聴こえましたので、ちらっと覗きますと、そこには外まわり掃除担当の、若松永と若田中がいました。ホースを手に持ち、ポリバケツを洗っています。この作業は毎日ではなく、汚れていると気付いたときに、その日の外まわり掃除の…

若龍星埼玉県深谷市出身 （19）八女の里福岡県八女郡出身 （20）若松永大阪市平野区出身 （17）若藤岡大阪府東大阪市出身 （17）若鳥海長野県長野市出身 （18）若大根原 東京都練馬区出身 （17）若田中 兵庫県尼崎市出身 （15）若金子高知県高知市出身 （15…

父の日でした。部屋から一歩も出ていない力士たち。今年はどうしますでしょうか。お昼、力士たちの大部屋へ行く用事がありました。その際、親方が居ないところで若龍星が相談に来てくれました。「おかみさん、新しく作ってくださった今年の部屋の浴衣を、今…

後列左から大阪市平野区出身 若松永（17）福岡県八女郡出身 八女の里(20)長野県長野市出身 若鳥海(18)大阪府東大阪市出身 若藤岡(17)埼玉県深谷市出身 若龍星(19)前列左から兵庫県尼崎市出身 若田中(15)東京都練馬区出身 若大根原(17)高知県高知市出身 若金…

少し風があり、涼しく感じる浅草の朝、カラッと晴れ上がり、今日もこれから暑くなりそうです。入門から、もうすぐ4ヶ月。黄緑色をした柔らかくみずみずしい若葉から、青々と色濃い青葉へと。着実に体つきも顔つきも変わってきている新弟子たち。今日も元気に…