令和2年初場所13日目冬の朝、ひんやりとした両国国技館の、「正1」と書かれた分厚い扉を開けますと、そこはまだ辺り一面えんじ色です。土俵下で見守る親方を背に、勝ち名乗りを受け、静かにお辞儀をする若藤岡がいます。若藤岡 耕司 17歳初めての勝ち越しで…

寒中お見舞い申し上げます。厳寒の折、皆様にはお健やかに新年を迎えらましたことと存じます。初場所も、西岩部屋力士全員の勝ち越しを願い、千秋楽打上げパーティーを開催いたします。今場所は、西岩部屋にとりまして、思い出として残しておきたい記念の場…

昨年の大雨・台風19号により、若鳥海の地元長野県を流れる千曲川が氾濫いたしました。「自分にできることを」と書いた手紙が、この度、社協だよりに掲載されました。2019.10.18のブログです。是非あわせてご覧ください。 長野県出身 若鳥海 : 古川彩（西岩部…

触れ太鼓がまわってきてくださいました。太鼓を打ちながら、パリッと粋に法被を羽織った呼出しさんたちが、初日を前に、朝早くから夜遅くまでかけて、相撲部屋や贔屓筋をまわり、本場所の開催をお知らせくださいます。江戸時代、テレビやラジオなどがまだな…

青森では知らない人がいないという駄菓子、「いも当て」皆んなでいただきました。率先してお給仕する公輝。お湯呑みが熱くても我慢です。最初の頃は、なかなか持てなかったんですよね。熱いからと口をつける部分を持とうとしたり、持てないですと手を離して…

1月7日初場所目前です。朝稽古にも熱が入ります。1月7日、9日夕方は筋力トレーニングに励みます。上がり座敷に皆んなの服と稽古タオルが置いてありました。それぞれに綺麗に畳んであります。誰も何も言わなくても、こういうことが出来ていますと、とても成長…

昼下がりの太陽がアスファルトの上にくっきりとお相撲さんの影を落とします。冬うらら、冴え渡る青空のもと新年のご挨拶へ。若龍星と若鳥海は寿地区、八女の里と若松永、若藤岡は雷門地区の二班に分かれ、いざ出発です。紙袋の中身は、初場所の番付表と、新…

新年明けましておめでとうございます。朝一番、正装し、親方に新年の挨拶です。一人ずつ入室し、挨拶が終わりますと退室し、次の力士が入室いたします。正座をし、畳に手をつき、全員立派に挨拶できました。話が前後いたしますが、時を大晦日に戻します。夜9…

若龍星がケーキを運びます。何と書いてあるか、みんなで読みます。写真撮るから広げて見せてください。行司部屋では、普段から衛生上、手洗いが徹底されているそうです。とても素晴らしいことですねという話から、いろいろ聞いてみますと、公輝はハンドタオ…