令和2年初場所13日目冬の朝、ひんやりとした両国国技館の、「正1」と書かれた分厚い扉を開けますと、そこはまだ辺り一面えんじ色です。土俵下で見守る親方を背に、勝ち名乗りを受け、静かにお辞儀をする若藤岡がいます。若藤岡 耕司 17歳初めての勝ち越しで…
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