1月14日年が明けましても尚、感染予防のことばかり考えて気忙しい毎日です。お相撲さんたちが、人生を楽しく生きることを忘れてしまっていないか。ひとときコロナを忘れて。一日数分でもそういう時間と余裕をもち、皆んなでゆったりできればと思います。今日…

お昼過ぎ、国技館から帰ってきた透輝の里（18歳）新三段目で4連勝、土つかずで勝ち越しです。透輝の里は、場所前に親方の著書『たたき上げ』を再度読破。どのページが印象に残ったかを訊ねますと、今の自分と同じところです。ちょうど新三段目に上がった頃の…

春場所 13日目若松永に続き、若藤岡も14日目に勝ち越しました。おめでとう！勝ち越しを決めた一番は、物言いの末に掴んだ白星でした。土俵下にいた師匠の手が真っ先に挙がりました。協議に入り、審判長より場内説明が為されますまでの約1分半、どんな気持ち…

鬢付け油の香りが桜風に漂う春の午後。額を汗でキラキラと輝かせ、取組を終えた若松永が国技館から帰って参りました。お帰りなさい。西序二段27枚目今日の相撲で5勝目を挙げました。3年前、松永輝透（まつながきずく）くんは15歳、相撲は全くの未経験。親方…

令和2年初場所13日目冬の朝、ひんやりとした両国国技館の、「正1」と書かれた分厚い扉を開けますと、そこはまだ辺り一面えんじ色です。土俵下で見守る親方を背に、勝ち名乗りを受け、静かにお辞儀をする若藤岡がいます。若藤岡 耕司 17歳初めての勝ち越しで…