昼下がりの太陽がアスファルトの上にくっきりとお相撲さんの影を落とします。
冬うらら、冴え渡る青空のもと新年のご挨拶へ。
若龍星と若鳥海は寿地区、八女の里と若松永、若藤岡は雷門地区の二班に分かれ、いざ出発です。
紙袋の中身は、初場所の番付表と、新春号の西岩部屋新聞です。
「明けましておめでとうございます。
西岩部屋の〇〇です。
親方のお使いで参りました。初場所の番付表と部屋の新聞です。」
兄弟子に習い、緊張せずにご挨拶できたかな。
行く先々で温かいお言葉を掛けていただきましたようです。誠に有難うございました。
浅草は古い伝統文化が色濃く残るまちです。
小さな相撲部屋ではございますが、地域の皆様に受け入れていただけますよう、そして年々浅草のまちに溶け込み、いろんなことをお手伝いさせていただけますよう、お相撲さんらしいお相撲さんを目指し、一同精進してまいります。
本年もよろしくお願い申し上げます。