1月9日
コロナに翻弄される毎日を過ごし、何が正解か分からなくなる日もありましたが、ここまで準備を整えてくださった多くの皆様のお陰で、明日、令和三年初場所初日を迎えます。
部屋の皆がPCR検査を受け、親方が協会から電話で結果の報告を受けましたのは夜中でした。
休みなくどれほどの方々が遅くまで必死で動いてくださっているのか。親方は今日のお昼、皆にそのことを伝えました。
この国難を精神論だけでは乗り切れないからこそ、多くの方々が安全を第一に考えて頑張ってくださっています。先ずは改めて感謝の気持ちを皆んながしっかり持とう。開催前日、皆んなでそういった話をしました。
ある力士のお母様は、こんなお言葉をくださいました。
「PCR検査の結果のお知らせ有難うございます。これで心置きなく場所に挑んでもらえたらと思います。」
嬉しいお言葉でした。
心配で心配でたまらない。親御様はきっと皆そうだと思います。それでも、信じて任せてくださっているという気持ちがその一言で伝わり、私は涙を堪えられませんでした。
そのことを知ってか、年明け早々に送ってきてくださいました。
力士たちも毎日本当によく頑張っています。
日々ニュースを注視し、今自分がいる東京と故郷、2つの場所の心配を常にしながらも、今までにないほどの頑張りで相撲に打ち込んでいる子もいます。なかなか増えなかった体重がようやく増えて理想的な体に近づいた子もいます。
たまたま自宅階に用事で来た若金子に、今どんな気持ちかと訊きますと、質問が終わる前に「早く出たいです」と真っ直ぐ力強く答えました。
皆んな相撲が大好きでここにいます。
令和三年初場所。
こういう場所こそ、自分がなぜお相撲さんになったのかという答えが自分に突き刺さると思います。
誰かの元気を作れる仕事。
皆んなガンバレ！！
写真は、夜とても寒かったので、親方が温かい味噌ラーメンを作ってくれた昨日の様子です。
若大根原と若金子
若松永
昨日より少し前の写真ですが、
若田中、八女の里も、若箭原の写真も。
最近の若藤岡のちゃんこ番の時の写真がなかったため、一人で撮らせてもらいました。
若藤岡、良い笑顔です！
初日は、若大根原、若箭原、八女の里の相撲があります。
いつも支えていただいている皆様に心より感謝申し上げます。
西岩部屋 公式ウェブサイト
浅草にある相撲部屋 西岩部屋のご紹介。両国国技館からは1.5キロ、浅草寺からは500メートルの所に位置し、浅草地区では唯一の相撲部屋です。
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