あっという間の8月でした。
投稿が滞っておりましたので、時系列に沿ってお伝えしてまいります。
8月23日 日曜日
休養日でも稽古場から明かりが漏れています。
そこにはいつも若大根原（17歳）と若金子（15歳）がいます。
入門から半年が経ちました。
先日親方が、若金子に、西岩部屋に来てどうだ？と訊きますと、「思ってたよりも自由時間が多いです。」とこたえました。
朝夕掃除もしっかりと時間をとりますし、まだ人数の少ない部屋ですので新弟子とはいえちゃんこ番にも入ります。洗濯物も自分で回して屋上に干しに上がり、その日の夕方には取り込んで畳みます。実家にいた頃よりも自分の時間はきっと少ないはずですが、若金子はもっともっと厳しい環境を想像していたのでしょう。
その覚悟があるからこそ、自主トレにも足が向くのだと思います。とにかく強くなりたいという気持ちが溢れ出ています。高みを目指して頑張ってください。
若大根原は、独自のトレーニング法で毎日コツコツと頑張っています。自分自身をよく知り、自分と向き合う力を持っていることが若大根原の最大の強みだと思います。周りに気をとらわれず、自分の時間を有効に使えているように見受けられます。やるべきことをやるといったその時々の集中力の高さも光っています。
後になって後悔しないための今。
相撲の神様はきっと見てくれています。
