夕方の掃除時間、はしゃぎ声が聴こえましたので、ちらっと覗きますと、そこには外まわり掃除担当の、若松永と若田中がいました。
ホースを手に持ち、ポリバケツを洗っています。この作業は毎日ではなく、汚れていると気付いたときに、その日の外まわり掃除の当番がする、という決まりです。
自転車を一旦水のかからない場所に移動させ、壁にも水が飛び散らないように丁寧に慎重にポリバケツを傾け、掃除をします。なかなか面倒な作業です。
『面倒なことを、明るくテキパキする』
その光景に、とても驚きました。
面倒なことに溜め息をついたり、気持ちが後ろ向きになり嫌々作業をしたり。それがある意味普通だと思っていましたが、彼らはそうではありませんでした。
兄弟子と弟弟子が、明るくお喋りしながら、テキパキとポリバケツを綺麗に洗う姿を見て、こちらも明るい気持ちになりました。
笑顔は鏡です。
人に対しても、笑顔で接すれば笑顔で返ってきます。
嫌な態度をとれば相手からも嫌な態度で返ってきます。
生活面でも、何でも笑顔で取り組めば、自分自身に気持ち良さが跳ね返ってきますし、それを見ている人たちにも元気を与えます。
若く元気な彼らに、大事なことを教えていただきました。
とても感謝。ありがとう。
