場所中などを除き、一日一時間、約一ヶ月半かけて、皆んなで昭和のドラマ、『スクール・ウォーズ 』を観賞致しました。「この物語は、ある学園の荒廃に闘いを挑んだひとりの教師の記録である。高校ラグビー界において全く無名の弱体チームが、この教師を迎え…

髪も伸び、髷も結った。新しい仲間も加わった。公式ホームページの写真を一新しよう。親方の一声が掛かりました。一同、揃いの浴衣に身を包み、浅草寺西参道商店街へ。公輝は新調したばかりの夏用スーツです。浅草らしい壁がみつかりました。時折吹く青嵐に…

西岩部屋の一番弟子、若佐竹が21歳になりました。ケーキを運ぶのは、若佐竹と同じく大阪市平野区出身の弟弟子、若松永です。こちらは少し前の写真になりますが、親方が魚のさばき方を若佐竹に教えているところです。若佐竹が自分から「やってみたいです、教…

みこし華やか、威勢の良い掛け声に笛や太鼓が鳴り響く中、両国から親方と若野口が帰ってまいりました。浅草は初夏の風物詩、三社祭です。お相撲さんたちは、部屋の前に並び、皆様にご挨拶です。「今場所も頑張ってくださいね」と、たくさん温かいお声掛けを…

もうすぐ夏です。大江戸線の蔵前駅から新御徒町駅まで一駅揺られ、佐竹商店街まで。江戸風鈴のお店へ行ってまいりました。店主様の御厚意で、風鈴製作体験をさせていただきました。丁寧なご説明を皆んなで聞きます。親方八女の里若佐竹若野口若松永若藤岡若…

群馬県へ3泊4日の強化合宿に出ました。強化合宿では、写真と動画をたくさん撮影いたしました。各場所の千秋楽祝賀会にて、親方が説明を入れ編集いたしました映像を会場のスクリーンでご覧頂いております。こちらのブログでのご紹介はこの動画のみで失礼いた…

この日は結婚記念日でした。お相撲さんたちには、何も言っていませんでしたが、プロフィール欄を見て気づいてくれたようで、浅草名物『神谷バー』の電気ブランとワインをプレゼントしてくれました。この時期、西岩部屋は、いろいろありました。一旦、冷静に…

この日のちゃんこ番は、八女の里、若藤岡、若鳥海でした。八女の里と若藤岡は入門して一年。既に、ちゃんこの味付けも親方に任されています。西岩部屋は人数が少ない部屋ですので、1班と2班に分かれて、班は二つ。つまりは二日に一度、一日置きにちゃんこ番…

西岩部屋から歩いて川沿いの隅田公園に向かいます。暖かく柔らかい太陽が隅田川を照らし、川面がゆったりきらきらと揺らめいています。滝廉太郎氏の『花』の歌い出しと同じく春のうららの隅田川。うららかな春そのもののお天気です。第8代将軍徳川吉宗が、庶…

八女の里が19歳になりました。八女の里の同期生、若松永、若藤岡の16歳コンビがケーキを運びます。親方と。八女の里は、この日の夜も、ケーキの片付けをした後に土俵におりていました。浮つくことなく、消灯時間ぎりぎりまで黙々とトレーニングをし汗を流す…

若鳥海、相撲教習所初日です。これから半年間、両国国技館敷地内の向正面側に設けられております相撲教習所へ通います。相撲の実技、そして相撲の歴史・一般常識・書道・相撲甚句などの教養を学びます。朝から行司のお仕事がある公輝が少し早起きし、出発の…

時系列を追って、撮りためた写真と想い出を振り返ってまいりたいと思います。三月の大阪場所後、大阪出身の若佐竹、若松永、若藤岡はそれぞれ実家で休暇を過ごしました。宿舎に残った人数を数え、「よし！」と親方がレンタカーを借りてまいりました。ハイエ…

7月10日東京は曇り。雨上がりの涼しい風を受け、薄いガラス玉がチリンチリンと揺れています。浅草は「ほおずき市」で観音様には多くの人が訪れていました。その頃、愛知県豊明市の宿舎では、親方のお誕生日会が行われていたようです。夜、力士たちと親方の笑…

西岩部屋所属力士及び行司は、SNSへの投稿につきまして、原則、関取（十両格）になってからとさせていただきます。関取に駆け上がる過程でありますこの若い力士であるうちに、日々の鍛錬の想いを自身の言葉で発してまいりますことは非常に大切なことですが、…

西岩部屋が始動して一年、部屋の規則を設けず、力士たちには自由にtwitterやInstagramなどのSNSの管理を任せてまいりました。対応が遅くなりましたが、一度、部屋全体で見直しの期間を設けたいと思います。この動画はどうして載せてはいけないのか、著作権法…

大相撲三月場所も中日を迎えました。今場所、行司の公輝が春らしい桃色の装束を着て、前相撲の土俵に上がっています。皆様のお陰で無事に初土俵が踏めましたこと、心より御礼申し上げます。空いた時間は、何度も何度も装束を着る練習をしました。いつも小菅…

中日を迎え、千秋楽まであと一週間となりました。昨年の三月場所は、西岩部屋立ち上げ間もないことから、宿舎の大部屋でのお食事会とさせていただきました。力士たちが皆様に熱々のちゃんこを振る舞ったりと、とてもアットホームな会となりました。今年の三…

東北出身の親方は3.11への想いも強く2014年に『奇跡の一本松』を描きました。NHK大相撲中継で御紹介して頂いた事が切っ掛けで、陸前高田市役所で展示して頂きました。その後は奈良県の相撲博物館に寄贈という形で展示されました。当時の言葉です。「東北の皆…

若佐竹今場所、三段目昇進を懸けます。地元大阪です。言葉、食べ物、見慣れた街並み、全てが若佐竹の心を落ち着け、弾ませてくれていることでしょう。人よりも心配症な性格のため、悩んでいる顔もよく見ます。悩み抜くのは良いことです。慎重な姿勢が、いざ…

足元を見れば、つくしやタンポポ。すっかり春めいてまいりました。天気予報によりますと、今日の大阪は晴れて春の日差しが降り注ぐようです。今日は新弟子検査がございます。長野県長野市出身の鳥海 塁［とりうみ るい］くん（17）西岩部屋の一員として、記…

新番付が発表され、お陰様で若中谷が三段目に昇進し、親方より新しい四股名が贈られました。「八女の里（やめのさと）」改名から一日、二日と経ち、段々部屋でも浸透してきたように思います。さらに、春場所が始まり、呼出しさん、行司さんの呼び上げが館内…

2月25日暖かい昼下がり、部屋を代表して、若佐竹が新大阪駅まで向かいました。宿舎では力士たちが腕を振るいすき焼きの準備をします。ケーキの準備も整いました。新大阪駅に到着するのは、長野県長野市からやって来る鳥海 塁（とりうみ るい）くん17歳です。…

2月24日若中谷、若松永、若藤岡がはじめて髷を結いました。一年前、入門してすぐに丸坊主に揃えました。一年後、同期が一緒に髷を結えますよう、西岩部屋では新弟子はまず丸坊主にいたします。若佐竹、若野口に続きまして、今回も田子ノ浦部屋の床鳴さんが結…

2月23日昨夜、娘とともに大阪に到着いたしました。大阪宿舎の様子をお伝えさせていただきます。今年も、大阪市港区築港1丁目5-20港住吉神社さんでお世話なっております。力士たちが来る何日も前から、神社関係の男性陣の方々が、早々と幟を立ててくださいま…

近畿地方は高気圧に覆われ、暖かい一日。14時の時点で気温は13度まで上がり、風も柔らかく、ぽかぽか陽気です。西岩部屋の独立から丸一年経過いたしました。お陰様で二年目の春を迎えます。今年も大阪市港区築港の港住吉神社様にお世話になります。神社関係…

2月20日冷たい雨が上がり、暖かな太陽が昇り始めました。朝6時半、今日の班長は若佐竹です。日の出とともに、元気な足音で階段を上がってまいりました。全ての報告事はその日の班長が自宅階まで直接報告に上がってまいります。「おはようございます。昨日は…

2月15日小雪舞う寒い朝、西岩部屋に素敵なお客様がいらっしゃいました。「久しぶりー！」と明るい笑顔は、変わらずとてもお綺麗です。手には大きな大きな紙袋を提げ、「これ、鶏肉！冷蔵庫に入れておいて」夜のニュース番組もございますのに、いつの間にご用…

2月14日今日は平穏に過ごせますようにと思いましても毎日毎日いろんなことがあります。こういう時、どうしようかな、、、と壁にぶつかるたびに、部屋に新しい決まり事が増えていきます。親方の言う事、そして相撲経験の無い私が言う事にさえも、なんでも「は…

親方に、"それは駄目だ"と力士たちへの伝達役を頼まれたとき。柔らかく伝わるようにと、"それでいいのかな？親方に確認しなくて大丈夫ですか？""わからないときは、親方が相談に乗ってくれると思いますよ"これが失敗を生むことを学びました。回りくどくなり…

お陰様で西岩部屋開設一周年を迎えました。凍て晴れの東京。空は雲一つない快晴ですが、冷たく強い風が、駅へ向かう裾をぱたぱたと揺らします。この日は、皆んなで『シュラスコ』を食べにお出掛けです。若の里の現役時代、大阪場所の際、心斎橋で初めて食べ…