髪も伸び、髷も結った。
新しい仲間も加わった。
公式ホームページの写真を一新しよう。
親方の一声が掛かりました。
一同、揃いの浴衣に身を包み、浅草寺西参道商店街へ。公輝は新調したばかりの夏用スーツです。
浅草らしい壁がみつかりました。
時折吹く青嵐に揺すられ、風車が一斉にまわります。
福岡県八女郡広川町出身
八女の里(19)
若佐竹(21)
埼玉県深谷市出身
若野口(18)
若松永(16)
若藤岡(16)
長野県長野市出身
若鳥海(17)
木村公輝(17)
夏場所が終わり、毎日朝稽古に励んでいます。
お昼時、窓を開けていますと、ちゃんこの時間には皆んなの笑い声が真上の自宅階まで聴こえてまいります。
夜はまた用事を終えた者から一人二人、、、と稽古場に姿を現し、消灯間際までトレーニングが続きます。
皆んな大きな怪我もなく、健康に笑顔で過ごしています。
撮影の後は、少しばかり夏を愉しみました。
商店街には、金魚すくいもありました。
こちらにも立ち寄らせていただくことに。
お相撲さん同士、「何年振りだろう」と口々に話しています。
腰を下ろし、腕まくりした手に、ポイと升が手渡されました。
さあ、誰が一番すくえますでしょうか。
八女の里は、迷わず豪快に一気にすくっていました。
思わず苦笑いです。
普段誰よりもお喋りな若佐竹が、誰よりも無口に。
角を陣取り集中しています。
出目金を狙う若野口。
大きな体でしゃがむのは大変そうでしたが、楽しむ心が溢れています。
細やかな器用さと駄目でもいいから行くぞ!という豪快な潔さの両面を持ち合わせた若松永。常にお喋りしながら楽しそうでした。
こちら若藤岡は、金魚がよい場所に来るのを静かにゆっくり待ち、狙いを定めています。
さっぱりと爽やかな笑顔で「終わりました」と、早くも終了の報告をした若鳥海。
小刻みにポイを動かし、常に真剣な表情の公輝。
偶然かもしれませんが、若佐竹、若野口、若藤岡のA型の三名が根気良く時間を掛けてたくさんすくっていました。
因みにあとの四名、八女の里、若松永、若鳥海、公輝はB型。親方は部屋で一人O型です。
童心の笑顔がとても可愛いですね。
日本的な下町文化が色濃く残る浅草の街。
お相撲さんとしてここで暮らす日々を大切に過ごしてください。
風情を感じますことで、心が豊かに磨かれていきますように。
新しくなりました西岩部屋の公式ホームページでございます。是非ご覧くださいませ。
西岩部屋 公式ウェブサイト
浅草にある相撲部屋 西岩部屋のご紹介。両国国技館からは1.5キロ、浅草寺からは500メートルの所に位置し、浅草地区では唯一の相撲部屋です。
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