2月14日
今日は平穏に過ごせますようにと思いましても毎日毎日いろんなことがあります。
こういう時、どうしようかな、、、と壁にぶつかるたびに、部屋に新しい決まり事が増えていきます。
親方の言う事、そして相撲経験の無い私が言う事にさえも、なんでも「はい、分かりました」と飲み込んでくれる皆んなに申し訳ないほどに感謝の気持ちでいっぱいです。
先日、ケーブルテレビさんに取材していただきました。（放送につきましては後日お知らせさせていただきます）
力士への質問の中で、「親方は厳しいですか？」との問いに、一番弟子の若佐竹が、「稽古よりも私生活についての方が厳しいです」と答えました。
なんだかそれがとても嬉しかったです。
小言だと流れていかず、しっかりと、『私生活においての指導』として届いているんだなと思いました。厳しいと受け止めてくれているなら大丈夫だと思いました。
この日は、ささやかながらお相撲さん達に日頃の感謝の気持ちを込めまして、自宅階で親方と夜ご飯を準備しました。
西岩部屋はじめての手巻き寿司です。
酢飯作りだけは大部屋で。
お寿司屋さんでアルバイト経験のある若野口が、手際よく素早くご飯を切り混ぜます。
いつもより多めに炊いたご飯が、全てお相撲さんたちのお腹の中へ。
お寿司は皆んなの大好物です。
自分たちが居ると食べづらいだろうから、15分だけ大部屋でみんなと一緒に食べて、さっと自宅階に引き上げようと親方はそう決めていましたが。
輪になって皆んなで一緒にいただく手巻き寿司はとても楽しく、大相撲に纏わるいろんな話で盛り上がり、親方が出題者として大相撲クイズ大会も始まり、あっという間に2時間半が過ぎました。
減り張りをつけて切り替え、親方と楽しんでいい時間を皆んなも判っています。
食べ終わり、テーブルを拭き、消灯時間の21時半まで残り30分。
親方と私と娘は自宅階に戻りました。
しばらくして稽古場を見ますと電気がついていました。
今日はもういいや、とならずに、たとえ10分でも20分でも、今日もトレーニングをしようと稽古場に降りる姿勢に、心を打たれました。
部屋に届きましたチョコレートの数々です。
一部ですがご紹介させていただきます。
オリジナルイラストを添えてくださいました。
お菓子を扱うお仕事をされている親御様からも、たくさんの美味しいチョコレートが届きました。
皆んなとても喜んでおりました。
ありがとうございます。
錦糸町の『魚寅』さんでの買い出しから始まり、準備に楽しさを感じる一日でした。
同時に、ちゃんこ番の日々の大変さもわかりました。寒い日も雨の日もスーパーへ行きます。行ったスーパーに親方から指示されたものが売ってなければまた別のスーパーまで行きます。
買い忘れに気づいた時はまた急いで買い出しに走ります。
いつも本当にお疲れ様です。ありがとう！
