大阪宿舎にいます親方より、たくさん写真が送られてまいりました。
この日3月9日は、若箭原の18歳のお誕生日です。
おめでとうございます!!
プレゼントは、最近体がまたまた大きくなりました若箭原に、adidasのロンTとアンダーアーマーの短パンです。
今回は、親方と私と娘と透輝の里の4人で、馬喰町のサカゼンで選びました。サイズもぴったりでよかったです!
いつも朗らかな笑顔で部屋を温かい空気で包んでくれる若箭原。
同期は勿論、兄弟子とも、弟弟子とも、1対1でも会話したり、出掛けたり、そういったことが気負うことなく自然にできる子です。
自分から前に出たり、目立つ事をするタイプではありませんが、気付けば皆んなの真ん中にいて、皆んなを繋ぐ役割となってくれています。
昨年同じところを二度手術しました。
稽古に参加できない期間が長く続き、今まで当たり前にしてきたことができないという事や、仲間たちがどんどん稽古を積んでいく姿を見て、先の不安を覚えることもあったことでしょう。
周りは皆、気持ちの面で大変心配しました。
若箭原本人は、この怪我、この手術があったからこそ、このまま終わるわけにいかないと、更に前を向きました。
稽古、トレーニングに取り組む姿勢は、格段に向上しています。
怪我自体は不運なことではありますが、一つの大きな切っ掛けとなり、自分の考え方次第だという事を、若箭原は証明しようとしています。
焦らず一歩ずつ。地に足をつけて。
持ち前の笑顔で、どんな事も乗り越えていくという覚悟を見せてくれた事は17歳から18歳にかけての大きな成長です。
これからが本当に楽しみなお相撲さんです。