徐に立ち上がった親方の指導に、
皆まじろぎ一つせず、
食い入り、動きを学びます。
名古屋場所まで10日余り。
稽古に熱が入ります。
若大根原と若金子
親方の声も、段々大きくなります。
若田中と若藤岡
若箭原と八女の里
若藤岡と若田中
若箭原と透輝の里
土俵外でも全く休まず体を動かしていた若箭原。
透輝の里と八女の里
良い稽古をして、部屋を引っ張ってくれています。
この日、泥だらけになって兄弟子に喰らい付いたのは若金子。
若い力というのは本当に凄いです。
人は、歳をとるにつれ、こうなりたいけど多分今から頑張っても無理だろう、背負うものもあるし時間も無い、出来ないに決まってる、と自分で自分を諦めます。
16歳の若金子からは、夢を叶える為に "何だってやってやる" という、未知なる自分への挑戦を感じました。
この苦しさを突破し続けて、強くなる。
自分でそれがわかっているのだと思います。
まだ帰る時ではないと自分で決めて、いつ訊いても首を横に振り、帰省の意思を示しません。
泣き言ひとつ言わず頑張っている姿を地元高知にここから届けます。
兄弟子 八女の里と
兄弟子 透輝の里と
今日も皆んな、昨日より強くなりました!