もしもし亀よ、亀さんよ。
一年前に西岩部屋の一階のエントランスに迷い込んできた亀さん。
元の飼い主さんを探すべく、一度は交番に届け出ましたが、拾得物扱いになるとの説明を受け、皆んなで相談した結果、それなら今は地方場所もないですし、飼い主さんが現れてくれるまで西岩部屋でお世話をしよう、ということになりました。
親方から「亀の里」と命名され、西岩部屋の生き物係の若大根原が中心となり、小まめに水槽の水を替えたり、屋上で日向ぼっこをさせたりと、穏やかに楽しく一緒に暮らしてまいりましたが、今日、西岩部屋から、新しい飼い主さんの元へと旅立ちます。
水槽は若大根原が綺麗に洗って、必要な物も纏め、全て準備を整えてくれました。
偶然にも今日は暦の上で、「天赦日」と「一粒万倍日」が重なる最大の大吉日で、お引越しに最適だそうです。
亀さんの幸せを祈って、皆んなで送り出しました。
わ!
こっちに来る!
透輝の里 対 亀の里
このあと、透輝の里が亀の里をキャッチ。
そして、若箭原、若大根原の手に渡り、移動用の容器の中へ。
福を運んできてくれてありがとう。
またいつか皆んなで会いに行きます。
元気に長生きしてください。