大阪入りし、親方とお相撲さんたちは大阪宿舎に。
私は赤ちゃんと京都の実家で寝泊まりし、宿舎まで車で通っています。
2月20日
西岩親方より、この日は"土俵築き"だから、朝から宿舎に来て稽古場に行き、光昭さんをはじめとする呼出の皆さんに御挨拶して、土俵で行われる作業を見るようにと言われていました。
意外でした。
稽古場は女性の私が立ち入ってはいけないところだと思っていました。
親方にそう言いますと
「今日のような日は特別。どんな風に西岩部屋の土俵ができるのかしっかりと見ることで、とても勉強になると思うから。」
と言われました。
稽古場には、
田子ノ浦部屋の光昭さん
峰崎部屋の弘行さん
尾車部屋の禄郎さん
早朝より二所ノ関一門から3名の呼出さんが来てくださいました。
専用の道具を使い熟し、黙々と慣れた手つきで土俵が綺麗に仕上がっていきます。
最初はこのような倉庫でした。
(2017年12月)
埼玉から、国技館の土俵の土と同じ荒木田土を運び入れ
2月20日
土俵築きです。
西岩親方が、見ておくようにと言った意味がわかりました。
土俵は当たり前のようにそこにあるものではないということ。
自分たちの部屋に呼出さんがいない場合は、同門の呼出さんたちが来てくださいます。
一門は親戚関係のように助け合うそうです。
素敵ですね。
呼出さんたちの土俵築きを間近で拝見し、本当に驚きましたし、とても勉強になり、土俵に愛着が湧きました。
西岩親方も若佐竹も若野口も、浅草の土俵築きの時とと同様にお手伝いさせていただき、新しく入った中谷くんも、出来ることを一生懸命してくれました。
土俵の穴に土を埋めていく作業をお手伝いしたと教えてくれました。
終わってからは、腰を伸ばしながら"疲れた〜"という表情で笑顔を見せてくれました。
人手が足りないため、新弟子検査まではお客様扱いで、、、というわけにはいかず、どんどん西岩部屋作りに参加してもらっています。
一緒に頑張ってくれてありがとう!!
綺麗に掃き掃除も終えて
土俵完成です。
土がピカピカに光っています。
本当にありがとうございました。
この土俵から西岩部屋の初稽古が始まります。