8月8日
私事で恐縮ですが、本日誕生日を迎え47歳になりました。
お相撲さんたちが、お祝いの言葉を伝えに、正装して自宅階に上がって来てくれました。おでこに汗をかいている子もいます。
真夏の暑い中、せっせとTシャツから浴衣に着替えて帯を巻いて、、、。その背景を想うだけで、ありがとう。
その一言です。
改めまして、名古屋場所お疲れ様でした。
いろいろありましても、皆んなの優しく元気な顔を見るとホッとします。
今日は、嫁ぐ前夜に父からもらった言葉を思い出しました。
「人と違う生き方は、ええように見えてしんどいぞ。しんどくて当然くらいの気持ちでいれば、なんでも幸せに思える。お前は相撲界のことは何も分からんねんから、知ったふりせずとにかく若関の考えについていくこと。」
その通りだなと今つくづく思います。
その父は、病気により7月17日、天国へと旅立ちました。75歳でした。
名古屋場所中のことでした。さあ泣こうか、と思いましても、毎日は慌ただしく進み、父が亡くなった悲しみに暮れる間も無く今に至ります。父から、おかみさんなんだから泣いている暇は無いと言われているかのようです。
後悔していることは、もっと動画を撮っておけばよかったなと。今の時代スマホ一つで動画はすぐに撮れます。亡くなると、動かない写真よりも、ふともう一度、自分の名前を呼んでくれる普段の声が聴きたくなります。
今日は、皆んなにお祝いしてもらって幸せな一日でした。明日からも皆んなが一生懸命、頑張れますように。
行司の一馬は今日から巡業に参加させて頂いています。頑張って！
