工夫して楽しみを見つけつつ、心身ともに休まる休暇であって欲しいと願います。
元旦に、大部屋の本棚と空いている押し入れを利用し、本を増やしました。
コロナ禍の休暇は、隅田川の川沿いを静かに散歩するも良し。屋上で日向ぼっこをするも良しですが、部屋の中で過ごす時間が圧倒的に多くなると思います。
平均年齢17歳の西岩部屋。
親方と相談して、今回は以下の本を選びました。
『日本の歴史』シリーズ
再度歴史の流れを掴むためにと大学の受験勉強にもよく活用されるそうです。
『首都圏新系列電車』
『カメの飼い方・楽しみ方BOOK』
趣味は電車、という若田中。
今は我慢のとき。いつかきっと、またたくさん電車に乗れる日が来ます。
生き物大好き、若大根原。
また知り得た知識を楽しく皆んなに教えてください。
映画館にはまだ行けないですが、童心にかえって絵本で想像を膨らませてください。
『約束のネバーランド』全巻
高校生や大学生の息子を持つ地元の同級生たちにLINEで「どんな漫画だったら楽しく読んでくれるだろう」と質問し、おすすめしてもらった漫画です。中身は見ていないけど面白いのかな？
コロナ禍で不自由が多い中、部屋の方向性、方針も大きく変わりました。
以前ならきっと漫画は本棚には置きません、、、。
この一年、皆んなの我慢や理解と頑張りがひしひしと伝わってまいりますので、親方も「たまにはいいんじゃない？」と、漫画も加わりました。
親方にクイズが出されました。
劇場版『鬼滅の刃』主題歌 炎/LiSA
この曲名、さて、なんと読むでしょう。
親方は「え？ "ほのお" じゃないの？」とキョロキョロとします。私もうろ覚えのため「ひろむ？」と若田中の名前しか出てきません。
お相撲さんたちは皆んな分かっているようで、顔を見合わせニコニコと笑っています。
なんと最後は若藤岡が親方に
「"ほむら" です。」
と、笑顔で教える光景が見られました。
「へーーー！」と唸る親方。
いつもは親方が皆んなに何かを教えるということばかりですが、実はそうではなく、子どもたちのほうがよく知っていることもあり、大人も子どもたちから教わることが本当はたくさんあります。
親方からしましたら師匠と弟子の関係ではありますが、私たち大人はこんな時こそ、子どもの気持ちが分かる大人でいられるよう、そうなれるよう、努力しながら楽しみたいと思いました。
因みに親方は、『鬼滅の刃』にしのぶさんや伊之助さんが出てくることにもとても驚き、「何？相撲の話なの？庄之助さんは？」と力士たちにきいていました。
マスクをしていましても、皆んなの笑った目が見られますと嬉しく思います。
それぞれ休暇を穏やかに過ごしてください。
そして、休暇が明けましたら、減り張りをつけ、次の場所に向かってまた精進してまいりましょう。
