お陰様で今場所も千秋楽を迎えることができました。ご尽力くださいました皆様に厚く御礼申し上げます。
場所中に成人の日を迎えた八女の里が乾杯の音頭をとります。
口数は決して多くありませんが、いつも皆んなを正しく纏めてくれています。
乾杯!
皆んな、お互いにお疲れ様でした。
週末の関東地方は雪と予報されていました。
お相撲さんたちに何か温かいものをと、親方がスーパーの袋二つ、自ら山盛りの材料を購入し、せっせと「けの汁」を作ってくれました。
大根や人参、牛蒡などの根菜、ぜんまいやふきなどの山菜を細かく刻み、味噌で味をつけ、すり潰した大豆でとろみをつけます。
皆んな大好きお寿司。
京都『焼肉問屋いちよし』さんの牛すじ煮込み。
浅草『竹松』さんの唐揚げ。
ささやかな打ち上げが始まりました。
先ずは今場所の勝ち越し賞の贈呈です。
東序ノ口22枚目
若大根原 4勝3敗
先場所痛めていた足の怪我も完治し、今場所、勝ち越しを決めた一番では粘り強くよく頑張りました。
東序二段63枚目
若金子 4勝3敗
東三段目100枚目
八女の里 4勝3敗
続きまして、優秀賞の贈呈です。
若金子
自己最高位での勝ち越しには勝ち越し賞に加え、優秀賞が贈られます。番付を上げての勝ち越しはとても価値があるというお祝いです。
入門時、まだ15歳でしたが、その頃から毎晩誰に言われることなく、自主的にトレーニングに励んでいます。自主トレを一年続け、それでもまだまだ!と言わんばかりに、日々黙々と筋力トレーニングを積んでいます。体重も100キロを超えました。
優秀賞おめでとうございます。
全員に「けの汁」を装ってくれた若松永。
ありがとう!
先ず親方からいただきます。
懐かしい故郷の味です。
すり潰した大豆がとろっとしていて、ほっこりと温まるお味でした。
食後のデザートは苺パフェです。
土俵で良い相撲をとることだけを考える、という15日間とはいかず、今場所も新型コロナウイルスの感染予防にも力士一人一人がそれぞれとても気を張った場所となりました。
そんな中でも笑って過ごせる日々を記録して、これからも皆様と共有できれば、と思っています。
今場所も有難うございました。