相撲は勿論のこと、今場所も、皆んなそれぞれの立場で本当によく頑張りました。コロナが急速に拡大し、場所後に予定していた帰省を断念するよう親方に告げられた子もいます。相撲も部屋のこともこんなにも頑張っている子たちに何故ここまで我慢させたり失望させたりしなくてはいけないのかと、気持ちのやり場が無く答えのみつからないこともありますが、とにかく健康と安全が第一で、こうして皆様の支えの中、行司、呼出し、床山も含め、部屋全員が無事にお疲れ様と言い合えましたことに、心より感謝し安堵しております。
今日のちゃんこの味付けは、若金子です。
出来上がりました。
野菜の旨味たっぷりの優しいお味のちゃんこです。とても美味しく出来ています。
団子はふわっと、味はしっかり。若箭原が細かく刻んだ人参も良いアクセントになっています。
お寿司は一人一桶です。
今回もまた親方が「から揚げの天才」を買ってきてくれました。
先ずは、
親方より、勝ち越し賞が授与されます。
若箭原
東序ノ口11枚目
成績は4勝3敗です。
若田中
西序二段96枚目
成績は5勝2敗です。
八女の里
西三段目96枚目
成績は4勝3敗です。
乾杯の音頭は、今場所5勝を挙げた若田中が務めました。
新調しました薄縹色の着物がとてもよく似合っています。
今回も部屋に住んでいる者のみで、ささやかな千秋楽の打ち上げです。
皆んなはお茶で乾杯します。
今年は若藤岡と透輝の里が二十歳になる年、、、。非常に感慨深いです。
二人とも誕生日はまだまだ先ですが、楽しみですね。
21歳の八女の里は、乾杯用に一口だけお酒をいただきました。
千秋楽を迎えられましたことをお祝いし、親方は、NISHIIWAグラスで、久しぶりにビールを堪能！
親方が皆に、今場所もたくさんの応援を頂きましたことを伝えます。
初場所を終え、1月も残り少なくなりました。
有難いことに、令和3年度の西岩部屋後援会の会員の皆様が令和4年度もまた現時点でほとんどの方が更新してくださっていること。
後援会員様の人数が減っていないこと。
お相撲さんたちが部屋の後援会員の方々の名簿を見ることはありませんが、どのような方々にどのような形で支えていただいているかを例を出しながら説明します。
皆が学生時代にお世話になった担任の先生や、相撲道場の先生、地元のお友達の親御様、そして西岩部屋の御近所の方々やAbema TVを観て西岩部屋のお相撲さんたちのことを知り、全国各地から声援を送ってくださっている皆様。
応援してくださる皆様とふれあう機会は、この2年弱ほとんどありませんでしたが、それでも変わらず後援会に入り続けてくださっていますことに、感謝の気持ちを忘れてはなりません。
お米やお水、お肉にお魚に大寒たまご、野菜に果物、お菓子やジュースと、場所前、場所中もたくさん差し入れをいただきました。
皆が美味しいちゃんこをお腹いっぱい食べられることは、このご時世、当たり前の事ではない、と今一度改めて感謝して、千秋楽のちゃんこをお腹いっぱいいただきました。
全員が、自身の今場所をしっかり総括して、また来場所に歩みを進みます。
若箭原が親方にビールを注ぎます。
親方ご満悦。
少し時間を空け、最後はデザートを。
さて、
明日からは、しばし休暇に入ります。
ゆっくり体を休めてください。
八女の里、透輝の里、若藤岡の兄弟子3人が、
若大根原、若金子、若田中、若箭原の弟弟子4人を、三者三様の教え方で、バランス良くとても上手に教育してくれています。
自分が正しい見本となるよう意識し背中を見せる者。
些細なことでもその都度言葉にしてユーモアを交えながら教える者。
失敗した時でも、大丈夫、いいよいいよと常に穏やかに見守る者。
そのお陰で弟弟子4人は、速いスピードでどんどんしっかりとしてまいりました。
次の大阪場所で、兄弟子たちは5年目、弟弟子たちは3年目の春を迎えます。
これからもいろんなことがあると思いますが、皆んなで力を合わせて頑張っていきましょう。
