5月9日
一本の映画がこどもたちの世界を変えることがあります。
今日は皆で『STAND BY ME』を観ました。
大部屋のテレビではNetflixが観られませんので、自宅にて。
1986年のアメリカ映画です。
力士たちは皆、この映画を観るのは初めてでした。
そして半数の力士は、洋画を観るということも初めてのことでした。
こどもたちだけで、二日間の旅にでるというお話です。
相撲部屋もきっと同じです。
今がその旅の途中。
大人には理解されない悲しみや苦しみがあること。
その悩みに寄り添ってくれる仲間がいること。
夜寝る前に、たわいもない話で盛り上がれる仲間がいつも側にいること。
今はそれが何でもない日常かもしれませんが、振り返ったとき、それがかけがえのない時間だったということに気づく時が必ずやってきます。
それは皆んないつかはここを旅立つ日が来るからです。
映画を観終わって、「何が面白いのかよくわからなかった」、「少し難しかった」 そう感じた子もいるかもしれません。その感想でもいいのです。
いつかまた、テレビでロードショーされた時に観てみたり、今度はより雰囲気を味わうために字幕で観てみたり。
大人になってから振り返るように観てみたり。
何度も何度も観て、
"はじめて『STAND BY ME』を観たのは、あれはまだ相撲部屋に入ってすぐの頃だったなぁ、、、"
そう思い出すことも映画との出逢いの醍醐味です。
いつかまた、テレビでロードショーされた時に観てみたり、今度はより雰囲気を味わうために字幕で観てみたり。
大人になってから振り返るように観てみたり。
何度も何度も観て、
"はじめて『STAND BY ME』を観たのは、あれはまだ相撲部屋に入ってすぐの頃だったなぁ、、、"
そう思い出すことも映画との出逢いの醍醐味です。
親方自身も友との時間を懐かしみ、1時間半、ゆっくりと映画を愉しみました。
因みにテレビの横にありますのは、親方が、現役若の里時代に描いた油絵です。
お相撲さんたちへ
稽古とトレーニングの毎日で、なかなか自由な時間はありませんが、これからもいろんな映画や本、趣味と出逢ってください。