田子ノ浦部屋さんが出稽古に来てくださいました。
親方にとりまして田子ノ浦親方は同期です。15歳から長年切磋琢磨してまいりました。
高安関は若の里の現役時代に付け人も務めてくださったこともある13歳年下の弟弟子です。
当時の鳴戸部屋を支えてくださっていた方も、高安関から連絡を受け、急遽稽古場に来てくださいました。
皆の視線の先には、高安関の胸を借りる八女の里の姿があります。
こんな幸せな光景はありません。
一門の深い歴史、厳しい稽古を乗り越えた絆がここにありました。