部屋の仲間は助け合うこと

4月24日

今から遡ること14年

ホテルでの結婚披露宴のあと、部屋の近くの小さなお好み焼き屋さんで当時の部屋の皆さんがお祝いの会を開いてくださいました。

部屋の皆んなからです、と自転車をプレゼントしていただきました。

当時まだ若の里の付け人だった稀勢の里関も、そして高安関も田子ノ浦親方も。行司さん、呼出さん、床山さんも。皆んなでお金を出し合って買ってくださいました。

親方は今でも大事に乗っています。

西岩部屋へ引越しする際にも持ってまいりました。

ちゃんこの買い出しの際には、お相撲さんたちにも乗ってもらっています。

物を大切に。

何より、仲間を大切に。

今いる7人の力士たちへ。

これから、10年、20年経ち、もし途中で道が分かれたとしても、今の仲間はずっと仲間です。

今も将来もどんな時も助け合える関係でいてほしいと親方は言っていました。

14年経ち、もう錆びだらけになってしまった自転車ですが、今でも毎日大活躍です。

これからも元気に稼動してくれますことを願って、改めまして、旧鳴戸部屋の皆様に感謝申し上げます。