12月30日
寒凪の朝、
東向きの大部屋の窓から明るい太陽の光が差し込みます。
大掃除の始まりです。
皆んなで分担し、今年の汚れを落とします。
若佐竹
西岩部屋一の綺麗好きです。
掃除は大の得意分野。
何処にいるのかと思いましたら、お風呂場でした。
スパイダーマンのように、縦横無尽に壁や天井を磨いています。
華麗な動きは土俵上と同じです。
細かいところは綿棒を持ち出して、掃除してくれていました。
几帳面でとてもいいですね。
ちゃんこ場などそこら中の足拭きマットを持ってきてもらい、お風呂で擦りだしました。
洗濯機にそのまま入れるよりも、一旦汚れを擦ってからの方が良いので、こうしているそうです。
一番弟子の若佐竹が、ここまでしてくれますと、弟弟子達の良い見本となります。
いつもありがとう。
若野口と若中谷
主にちゃんこ場を大掃除してくれました。
若野口は、ガス台、そしてガス台の棚の下も。
大きな体で下にしゃがんで覗き込むのは大変ですが、隅から隅まで綺麗に拭き掃除していました。
若中谷は、鍋やバット、全て一人で綺麗に洗って磨き直し、丁寧に拭いて、元の場所に整理整頓して戻してくれていました。
(当日の写真を誤って消去してしまったためこれは普段の写真ですが)
若中谷は、最近また体重も増え、また段々大きくなってきました。
若松永
玄関も普段の掃除よりも念入りに。
水拭きで大掃除しました。
下駄や草履を一旦すべて外へ出し、棚も一段一段拭きました。
棚の裏側までしっかりと拭いていたので驚きました。
そして、玄関も水拭きし、とても綺麗になりました。
額に汗をかきながら、丁寧によく頑張ってくれていました。
若藤岡
脱衣場を担当してくれました。
這い蹲って雑巾を真っ直ぐに右に、そして下へずらしながら今度は左に、また下へずらしながら右へ、と几帳面に力強く拭き掃除をしてくれていました。
この窓も拭きますか?電球は外して拭きますか?と、積極的にきいてきてくれて、脚立を持ち出し、高いところも掃除をしてくれました。
若藤岡は、最近何をするにも行動が早くなってまいりました。
若小菅
トイレ掃除を一人で担当しました。
自ら申し出てくれたようです。
外せる部品は外して、たわしで擦ります。こびり付いて取れないものは、バケツに熱湯を張って付け置きするという作業を繰り返し、ゴム手袋にマスク姿で、黙々と綺麗に掃除をしてくれました。
一番大変な場所を率先してしてくれる謙虚な姿勢に、若小菅の控えめで力強い人間性を感じ、この子は何をとりましても、本当に秘めた底力を持っているなと感じます。
いろんな努力をしています。
来年は開花の年になってほしいです。
お疲れ様でした。
一年の汚れを全て落とし、
あとは、お正月の準備を整えるのみです。
12月31日
力士たちは休養日
ゆっくり体を休めてください。