浅草消防署で防火祈願餅つきが行われました。
署員の皆様と地域の子どもたちでつくる浅草消防少年団の皆様とともに、西岩部屋からも今年初めて4人の力士（若中谷、若佐竹、若野口、若松永）が参加いたしました。
署長様より許可を得ましたので、当日の写真をご紹介させていただきます。
浅草消防少年団の皆様と集合写真です。
餅つきが始まりました。
若中谷、若佐竹、若野口、若松永、一人ずつペッタンペッタンお餅をつきます。
インタビューを受ける若中谷。
若中谷は、九州場所の時から、「餅つきをしてみたい。力士らしいことは何でもしてみたい。」と申しておりました。普段控えめな性格ですが、相撲のこととなると本当に前向きです。
土俵上の相撲だけでなく、力士としての生活全てに興味を持つ若中谷。
部屋頭として大きな声でしっかりと応えています。
火の用心の襷を掛け、若佐竹が先頭を歩きます。
「火の用心」
カチカチッ
子どもたちの高い声の後に若佐竹の拍子木が鳴り響きます。歩く速さを気にしながら、子どもたちと歩幅を合わせ、笑顔で歩く若佐竹。
優しく朗らかな面を発揮しています。
ここ浅草に相撲部屋を構えさせていただきまして、9ヶ月が経とうとしております。
表を歩けば「頑張ってね」とお声掛けいただきます。
「どこ行くの？」が当たり前のご挨拶で、「八百屋さんに行ってきます」「あらそう、もう暗くなるわよ、寒いから気をつけて」と温かく手を振ってくださいます。
八百屋さんに着けば、「今日は何するの？」と大将の威勢の良い声が飛びます。
「温野菜サラダです」と答えれば、今は小かぶが美味しいからと茹で方のこつを教えてくださったり、これもお相撲さんたちに食べさせてあげてとお野菜をおまけしてくださったり。
浅草は会話が多くて皆んなが親戚のようです。
いきなりビルが建つということで、工事の騒音も出たと思いますし、交通面でも御迷惑をお掛けしましたはずです。
それでも、当初、「何ができるんだろうとワクワクしていた」「相撲部屋と知って、ますます楽しみになった」と思ってくださっていたことを知り、早く何かお役に立てればと思っておりましたので、この機会をとても嬉しく思います。
お声掛けくださいました浅草消防署の署長様はじめ、町の皆様、誠に有難うございました。
お相撲さんたちも笑顔で何よりです。
この模様は、
・12月17日 東京新聞「地域の情報欄」に、掲載されました。
・12月19日 j:COMすみだ 台東「デイリーニュース」で、紹介されました。
尚、12月19日のj:COMすみだ 台東「デイリーニュース」は、無料アプリ「ど・ろーかる」にご登録いただき、「j:COMすみだ 台東」を選択→最近放送した番組をタップ→12月19日デイリーニュースを選択 で、番組が丸ごとご覧いただけます。
親方のご挨拶から始まり、若中谷のインタビュー、若佐竹の火の用心、若野口と若松永の餅つき場面など、微笑ましい映像が満載です。
どうぞご覧くださいませ。
来週は町内の老人介護施設様にて餅つきです。
次回は若藤岡、若小菅も参加させていただきます。
まだ一年目の西岩部屋ですが、相撲部屋らしい年末を過ごさせていただき、皆様に感謝申し上げます。
