お陰様で、若中谷、若松永、若藤岡の3名が新序出世披露を受けました。
西岩部屋からは
5日目に
若中谷（福岡県八女市 17）
9日目に
が、新序出世披露を受けました。
若中谷です。
朴訥とした性格の中にしっかり芯の強さを持ち、前相撲で二戦勝ち抜いて一番出世したいと公言しておりました。
お相撲さんになって、早くも一つ大きな目標を達成いたしました。
当日、福岡では、お母様がお仕事の休憩時間ごとに携帯電話を確認してくださいました。
「お母さんに送ってあげて」と親方から指示を受け、会場からその都度写真を送信しました。
ご返信いただいた文章の中の「感無量です」という言葉を見て、私も思わず会場で涙が溢れました。
若松永と若藤岡です。
先日中学校を卒業したばかりです。
この日私は東京で引越しの準備があり会場へ向かえませんでしたが、ともに大阪出身のふたり。
親御様が会場に駆けつけてくださいました。
若松永の御家族の皆様は前相撲を全て観に来てくださいました。出世披露もなんとか都合をつけてどうにかして行きますと仰っていて。
当日お仕事の合間を縫って会場へ駆けつけてくださいました。
若藤岡は前日まで「うちの親は仕事が忙しいから観に来れないと思います」と言っていました。
前日の夜、お母様よりご連絡をいただきました。
成長を観に行きますとのことでした。
当日、親方が会場入口で親御様たちと待ち合わせ、無事ご覧いただけたようです。
力士人生で一度きりの儀式です。
本当によかったです。
新序出世披露は、師匠や部屋、もしくは一門の関取から借りた化粧まわしを締めて土俵に上がります。
若中谷、若松永、若藤岡
皆、若の里の化粧まわしを締めました。
現役時代に応援してくださった方々から贈られました化粧まわしは、西岩親方の大事な宝物です。
自分の弟子たちがその化粧まわしを締めてくれることがとれほどの大きな喜びでしょう。
若佐竹、若野口も新序出世披露で若の里の化粧まわしを締めました。
5人のお相撲さんたちに、ありがとうという気持ちでいっぱいです。
まだまだ始まったばかりですが、いつの日か、自分の化粧まわしで土俵に上がれますよう、ここから一歩一歩頑張っていってほしいと願います。
